1/05/2015

振り返れば、なんとなく奇跡



12月31日水曜日
 朝、正月を迎える前にお雑煮を食べた。昼からはzucicaの忘年会のようなお茶会で、友人の家へおじゃました。zucica(ズシカ)とは女子三人組のものづくりユニットで、妻がそのひとりなのでぼくも集まりにはよく参加している。ものづくりユニットといっても活動は本当にゆっくりだが、季節ごとに会って誕生日サプライズをしたり、ただご飯を食べたり、おしゃべりをしたり。彼女たちを見ていると、その付き合い方そのものがzucicaの魅力であり、ささやかな幸せの分かち合いが丁寧に行われていることを感じる。きっと彼女たちのペースだからつくってゆけるモノやコトがあるはずで、その新たな動きを楽しみに待つ。
 皆それぞれに今年を振り返ったり、来年の抱負を述べたりしていると、改めて自分が目指したい方向が見えて来る。あまり先の方までは見えないが、信じて歩いて見に行くしかないのだと思う。そういえば日記には書かなかったが、年末に観たsakanaのライブで、ポコペンさんが歌った歌詞の一節が印象に残った。「振り返れば、なんとなく奇跡」。(記憶が間違っていたらスミマセン。)