11/26/2014

Zama, COLOR



 学生時代におばあちゃんの写真を撮って以来、白黒でしか撮影をしてこなかったし今後もそのつもりだったけれど、思い立ってカラーフィルムを入れて近所を散歩した。おもしろいことに、「カラーを撮る用の目」に自然と切り替わっているのが自分でもわかり、新鮮な楽しさを感じながら朝夕と足取り軽く歩き回った。そんな風に、いつもの写真とは違うものを撮ったつもりだったけれど、妻に観てもらうと「思ったほどいつもと変わらないよ」という意外な答えが返ってきた。それを受けて見返してみると自分でもそう思えてきて、同時にすこしうれしくもなる。今後どうなるかはわからないけれど、すこし楽しい気分になっているのは確かで、それならば白黒だけに固執する必要はないとも思えてきているのが今の正直なところ。ひとまず、そんな風に近所を歩き回って撮った1本のカラーフィルムの中から、ウェブサイトにも写真を載せました。よければ、観てみてください。

Zama, COLOR